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エア恋愛が更年期に効く

更年期と言われる時期を過ごす女性にとって、更年期障害を引き起こす最大要因となっている「エストロゲン」を補足することというのは結構重要な問題です。

エストロゲンと似た成分と言われる「大豆イソフラボン」を摂取するために納豆をせっせと摂ったり、ザクロがイイということでザクロ酢を飲んだり…というのももちろん◎ですが、心の面から更年期を克服することも大事。

え?心の面って何?と思ったあなたに、今回は「更年期障害と恋愛」についてお話させてもらいます!

更年期障害を「エア恋愛」で克服する試み?!

あなたはエア恋愛って言葉をご存知ですか?

エア恋愛?エアギターなら聞いたことあるけど?というあなたなら、きっとこの言葉にも何となく「推測」ができるのではないでしょうか?

そう、エア恋愛とは「実際に相互に思い合って恋愛をするわけではないけれど、妄想恋愛をすること」とでも言えば良いしょう!

えぇー…それって何だか空しくない?もしくはイタくない?と思うかもしれませんが、実はエア恋愛なんて、女性なら1度や2度ならず経験があるはずなんです。

例えば若い頃にアイドルや俳優、歌手といった芸能人を大好きになったことはありませんか?

ファンクラブに入ったり、その人が出るテレビなんかを網羅してチェックしたり…これだってある種の恋愛です。

相手が芸能人であっても、自分の中の妄想では「付き合ってる気分」になっていたことなんかはありませんか?

他にも、今では女性がゲームをすることも珍しくありませんから、ゲームのキャラに恋をしたり、アニメや漫画のキャラに恋をするのも立派な恋愛感情です。

そして、相手がたとえ2次元の相手でも、芸能人などの「住む世界が違う」といった相手でも、やっぱり「恋をすると女性はキレイになる」のです。

これは、恋する気持ちによって、女性が自身の「女性力」を上げようとするから。

女性力を上げるということはつまり、エストロゲンの分泌が活発になることに繋がります。

現実に、月経不順だった女性が結婚したり特定のパートナーができたりすることで月経不順が良くなることがあります。

他にも都市伝説的な話で(実話ですが)、アメリカのある航空会社がクリスマスに、CAさんに恋人同伴をOKしてフライトしても良いよ、とした年があったそうです。

CAさん達は到着地で数日過ごせる期間があったそうなのですが、ナント恋人を同伴したCAさんの多くがこの期間での性交渉で妊娠したということなんです。

月経周期も違う女性たちなのに、どうしてこうしたことになったのかというと、やっぱり恋する気持ち(女性力)が働いて、この期間に向けてエストロゲンの分泌量が上がったのではということらしいです。

つまり!女性の体というのは通常では周期に沿ってホルモンのバランスを保っていますが、ここぞという時には柔軟に対応しちゃうということなのです。

このことを更年期で悩む時期に応用しない手はありません!

更年期に悩み始める時期というのは、ちょうど恐ろしいほどにバタバタしていた育児などの時期からちょっと抜け出した時期である人が多いはずです。

ですから、家庭がある人が婚外恋愛に走ることはおすすめしませんので、心がときめく程度の「エア恋愛」をしてみるのはどうでしょうか?

若い頃のように、また魅力的な芸能人やアイドル、歌手、俳優さんを好きになるもよし、小説や漫画のキャラを好きになるもよし…。

心がときめく恋愛で、更年期に逆らってエストロゲンを分泌させるようにしても身体に悪いことはありません!!

実際にエストロゲンの分泌量が上がらなくても、誰かを好きになるっていうのはかなり前向きな気持ちになるので、精神的な落ち込みなどだけでも、エア恋愛で吹き飛ばすこともできますよ♪

恋愛がどうして更年期障害に効くの?

さてさて、先ほどの項では「エア恋愛でエストロゲンを…」とご紹介しましたが、実は女性ホルモンの中には「子宮を収縮させるためのホルモン」である「オキシトシン」というものもあります。

女性ホルモンはエストロゲンしかりプロゲステロン、オキシトシンしかり「異性を惹きつけるためのホルモン」であることは言うまでもないことですよね。

そして、女性ホルモンの代表格であるエストロゲンもですが、子宮を収縮させるという「オキシトシン」には「愛情や信頼の気持ちを強くする」という働きがあると言われています。

先にご紹介したエストロゲンには、女性の体を女性らしくする(例えば乳房を発達させるなど)という働きがあるのですが、オキシトシンには「誰かと触れ合いたい」という気持ちを強める働きがあります。

赤ちゃんを産めば、このオキシトシンは母乳を押し出す働きをしたりするのですが、オキシトシンがたくさん分泌されるようになるためには「赤ちゃんとスキンシップをとると効果的」と言われています。

つまり、女性にとってオキシトシンとは「触れ合うこと」を重要視するようになるホルモンでもあるのです。

では、授乳する時期でない女性にオキシトシンが増加するとどうなるかというと、ここまでにお伝えしてきたように「誰かと触れ合いたくなる」気持ちが強くなります。

恋愛をしているとオキシトシンが増えるのですが、通常の恋愛中ならこの気持ちは普通に性交渉という形で昇華していきます。

ただ、更年期にさしかかっている、もしくは更年期中である女性にとっては実際にパートナーである夫や恋人と性交渉をしたいと思う人は多くないかもしれません。

そんな場合は、「誰かと触れ合いたい」気持ちを昇華させるのに、セクシャルなビデオなどを見るのが効果的なのだそうです。

今は女性向けのアダルト作品も多くありますし、一昔前ほど女性のとってそうしたソフトへの抵抗感は低くなっていると思います。

エア恋愛とアダルト作品鑑賞は女性の更年期に「エストロゲン&オキシトシン」という方面から効果的だと言えます。

また、今までに更年期を克服した女性芸能人の中にも、更年期の不定愁訴をアダルトビデオで乗り切った!と公言している人もいます。

女性が自分の人生の日々を、1日でも楽しく過ごせるように、更年期はできる限り楽しいことや気持ちのままに過ごして、のびやかな自分を再発見するのも良いですよね。

ちなみに…女性が更年期を克服せんがためにエア恋愛をすると、次のようなホルモンが活発に分泌されるようになると考えられます。

  • エストロゲン…女性らしさの源ともいえるホルモン!
  • オキシトシン…愛情と信頼、そして性交渉に作用するホルモン
  • ドーパミン…自律神経における「交感神経」を興奮させるホルモン。主に快感を促したり、行動力を上げる。
  • フェニルエチルアミン…一般的に「恋愛ホルモン」と言われるホルモン。好きな人と共にいたいと強く思うようになる「エネルギーホルモン」。

どうですか?これらのホルモンが活発になって、相互にうまく働けば、更年期に現れがちな抑うつ状態や無気力状態が少しずつでも回復しそうではありませんか?!

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更年期と性交渉のホントのところ

ここまでの項で「更年期障害には恋愛が効く!」というようなことをご紹介してきましたが、大人の恋愛に欠かせないのはやっぱり性交渉なわけです。

ただ、ここまでにご紹介してきたのは「エア恋愛=疑似恋愛」だったので、実際にはその相手と性交渉をもつことはないですよね…。

では、更年期と性交渉ということで考えることになるのはどんな相手との性交渉かというと、それはやっぱり夫という人が多いはず。

または恋人との性交渉という人もいますよね。

というわけで、この項では「更年期障害と性交渉」について「更年期障害克服のため」の面と「更年期障害中の性交渉」という2つの面からお話をしますね。

更年期障害を克服したいならいっそのこと「性交渉」するとイイ?

あなたに夫や特定の恋人という「特定の相手」がいて、その人との性交渉が「義務」ではなく、あなたにとっても大事な「スキンシップ」であるのであれば、更年期と言えども性交渉をもつのは悪くありません。

先にもご紹介したように、性交渉でエストロゲンやオキシトシン、ドーパミンなどが活発に分泌されるようになるなら、これほどメリットのある克服法はないですよね。

特定のパートナー(独身者であれば特定でなくても良いかもしれませんが)との性交渉で、あなたの人生に潤いや艶が出るなら、あなたの気持ちが前向きになる性交渉を続けることできっと更年期の症状も改善するはずですよ。

ただ、更年期も初期の方とか、全く月経が止まった状態ではないというのであれば、性交渉時に必ず避妊をするようにしてくださいね。

性交渉によってホルモンの分泌が活発になると、閉経しきってない場合は望まない妊娠をする可能性は十分にあります。

望まない妊娠というのは、その後の女性の心身に深く痛みを残しますし、何より受精した命が可哀そうです。

性交渉というのはいつまでも「妊娠の可能性」を残すものとして、しっかりと避妊はしてください。

もし閉経しきっているという場合でも、コンドームの使用は「性感染症」予防に大変有効な手段ですから、必ず着用するようにしてくださいね。

更年期障害の症状で性交渉する気になれない…そんな時は?

更年期の期間にある女性が悩むことに1つに「パートナーとの性交渉がツライ」というものがあります。

ただ、こうした悩みも、本当にパートナーが嫌で性交渉をしたくないというわけではなくて(中にはそういう人もいますが)、更年期の症状によってそうした気持ちになれないという人が大半です。

例えば動悸やホットショット、体のむくみがツラくて性交渉が億劫とか、気持ち的に落ち込んでいるので性交渉をする気になれない…などですね。

また、更年期を迎えるとエストロゲンが減少してくるので、性交渉時にスムーズに性行為ができなくなり、それがそのまま「性交痛」となってトラウマになることがあります。

こうなると性交のたびに「また痛いのでは」と体が強張って、気持ちが「したくない」方向に一気に傾きます。

ですから、女性が更年期でツライな…となっている時期は、パートナーとしては次のようなことに気を遣ってスキンシップをするのが良いでしょう。

  • 性交痛を和らげるためにローションなどは躊躇なく使うこと
  • 性欲を満たす目的ではなく、信頼を深める性交を心掛けること。更年期中の性交でおすすめなのはスローセックスだそうですよ。
  • 女性は性交自体がなくても、スキンシップで満足できる時も多いので、体調や気持ちを優先して「手をつなぐ」などのスキンシップにとどめることも頭に入れておくこと。

いかがでしょうか?以上の3つはパートナーの女性が更年期であるときに気遣ってあげてほしい最低限のポイントです。

妊娠中や出産後に加えて、女性がパートナーへの信頼を上げるか下げるかのターニングポイントになる更年期に、どうかパートナーである男性には本当の意味で「男を上げて」もらいたいなと思います。

更年期障害をこじらせる夫婦関係なら別居や離婚もアリ?

女性が更年期に「更年期障害」の症状を悪化させてしまう大きな理由に「ストレス過多」というものがあります。

50歳前後の女性というのは、子どもの進学や就職、独立などで急激に今までの環境が変わる時期です。

それに加えて、夫である男性が定年などになることで今までのペースがガラリと変わることが多い時期なのです。

正直に言うと、どんなに夫婦仲の良い2人であっても、仕事があってずっと一緒にいたわけではない2人が、急に同じ時間を同じ空間で過ごすようになるとストレスは溜まります。

そうであるにも関わらず、夫の方が家事を女性任せにしていたり、どこに行くにもぬれ落ち葉状態になっていると、更年期の真っ最中の妻にはストレスが溜まる一方です。

さらにこの時期に、男性が女性のことに気遣えず、わがままな態度でばかりいると、情緒不安定になっている女性はどうしてもそうした態度が耐え切れず、別居や離婚に発展することも少なくありません。

よく巷間で「熟年離婚」という言葉が持ち上がりますが、これは更年期による心身の持ちようの変化によって、女性が「このまま自分の人生が終わるのは嫌だ!」とはっきり自覚して行動を起こすことも多いのです。

男性よりも早い時期に、自分の体の変化や老齢期の訪れを感じる女性は、「残りの人生」について考えることも男性より早いことが多いのです。

ですから、更年期の時期に、ストレスしか感じられないような夫を目前にすると「このままではいけない」と感じ、別居や離婚といった行動をとることになるのです。

別居や離婚が更年期の抑うつ思考による一時的・発作的な考えならそこまで深刻な状態になることもないかもしれませんが、更年期というのは今まで抑制していた我慢のリミッターが外れやすくなる時期でもあります。

そのため「産後クライシス」や「昔の不貞行為」などへの抑圧していた我慢が抑えきれなくなり、突発的に離婚に発展することもあります。

ただ、女性側の立場から言うと、50代で更年期に入り、心身の変化についてほとんど案じてくれない夫にストレスを溜めまくるなら、いっそのこと離婚した方が体のためではあります。

離婚までいかなくても、しばらく別居するとか、恋人同士のように「良い時だけ会って話をする」という距離をもつ関係になるのも良いでしょう。

はっきり言うと、老齢期になる女性にとって、大事なのは「残りの人生、いかに楽しく心穏やかに過ごすか」ということです。

その点において、思いやりもなくストレスだけが溜まる相手と一緒にいるなら、別居や離婚で自分自身を取り戻すのは大事なことですよ。

また、自身のストレスケアのためにも普段の食事からホルモンバランスを整えてくれる食材を選ぶのは大切なことですが、補いきれない部分はサプリメントで代用するのがおすすめです。

近年は本当に効果の高いサプリがたくさんあるので、一度チェックしてみてください。